1.霧多布湿原の学術研究助成制度(浜中町)

-平成27年度霧多布湿原学術研究助成案件の募集開始-

     ※お問い合わせ先:浜中町役場商工観光課TEL0153-62-2111(:代表)


浜中町では、自然環境を未来への財産として効果的に保全しつつ、私たち人類と共存していくために様々な取り組みを進めています。その一つとして「霧多布湿原学術研究助成」が始まりました。この研究助成では、自然環境の保全と活用に役立つ基礎・応用研究を広く支援しています。

霧多布学術助成研究の募集要項はこちら


2.霧多布湿原センターの調査研究活動

霧多布湿原センターでは地域の方々や専門家と共に、湿原とその周辺地域の自然環境に関する調査研究を行っています。

緑の回廊計画

浜中町別寒辺牛集落が中心となって進めている「酪農村緑の回廊づくり」。多様な生き物が生息しやすい環境をつくるために、牧場を緑の回廊でつなぎます。

営農活動と自然との調和を目指して進行中のこのプロジェクト。湿原センター内の浜中町立体模型でも現在の登録状況を確認することができます。

→現在の登録状況


海と湿原のつながり調査



浜中町の湿原と漁業の関係に焦点を絞り、湿原由来の物質が漁業にもたらす効果を具体的に調べるため、2012年からスタートしました。湿原の価値が経済的にも評価されること、さらに、浜中町で獲れる海産物が「湿原の恵みを受けた魚介類」として付加価値がつけられることを目指しています。


共同実施団体:浜中町役場水産課・浜中漁業協同組合

共同研究および技術協力:北海道立総合研究機構林業試験場

海域調査協力:琵琶瀬地区の漁師の皆さん


ハーバリウム・霧多布



 霧多布は季節ごとに色とりどりの花が咲き競う植物の宝庫。

これまで湿原で約300種、浜中町内全域では700種の植物がみつかっています。しかし町内の施設には、これらの植物が標本として保管されてきませんでした。

植物の標本は、なんといっても実物。

写真や絵とは比べ物にならないほどの情報を持っており、生物的・地理的・歴史的証拠として、遺伝子情報の塊として、また研究の基盤や同定の参考資料としても貴重です。

そこで、2012年より霧多布湿原の植物標本集「ハーバリウム・霧多布」の作製をはじめました。

 ~ボランティアさん募集!~ 

霧多布湿原センターでは、野外での植物採取や植物標本づくりを手伝ってくださる方を募集しています。専門的な知識がなくても大丈夫。毎月1回、湿原や森を歩きながら植物を採取し、押し花標本を作る作業です。1回のみのお試しや半日の参加も大歓迎。花を覚えたい方にもおすすめです。


生き物リスト

霧多布湿原を未来の子供たちへ引継いでいきたい。

そのための基礎資料として、霧多布湿原とその周辺で確認された動植物を、過去の文献と現地調査からまとめた「生き物リスト」です。

霧多布湿原センターおよび霧多布湿原トラストで販売しています。

定価2,100円


ミズナラの森生き物調査

浜中町姉別地区には、直径1mを超えるミズナラの大木が林立する一角が遺されています。2005年、この森を活用しようと、地域住民による「地域の森づくり」が動き出しました。湿原センターでは専門家の協力を得て、森を利用している動植物の調査を行っています。学校教育や地域の憩いの場として大切にし、もっと仲良くなりたいドングリの森です。


榊町湿原再生事業

霧多布湿原トラストが取り組む湿地復元プロジェクト。浜中町榊町にある廃屋を解体し、湿原の植生がそこでどのような過程で復活していくのかを追跡調査しています。